なぜ南極へ行ったか?次の夢は?~「日本人初!南極点無補給単独徒歩」荻田氏記者会見その2
SITE UP | 2018.01.29
前回に続き、記者会見の様子をお伝えします!
★その1はこちら
南極点無補給単独徒歩の道のりとは?~「日本人初!南極点無補給単独徒歩」荻田氏記者会見その1
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北極を18年歩いてきたわたしですが、よく聞かれるのが「なぜ南極なのですか?」ということです。
その理由は「極地のもう1つを見てみたくなった」からです。
「どんな風景なんだろう?1人で歩いたらどういうことを感じられるんだろう?・・・」自分でそれを感じてみたい、知ってみたいと単純に思ったのです。
実際行ってみて何が違ったのか?
実はまだ自分の中で整理しきれていないというか、まだ消化しきれていないというか、これからゆっくり考えるところなんですが(笑)
一言でいうと「面白かった!」ですね。
新しい世界を一つ見て、引き出しがひとつ増えたのかな? と思っています。この経験を持って、また新しい挑戦をしてみたいと考えています。
わたし自身も元々はど素人で、海外旅行の経験もない普通の22歳の男の子でしたが、冒険家の方に連れられて北極へ行きました。
数年前から取り組んでいる小学生と一緒に夏休みに冒険をする「100マイル アドベンチャー」も継続しつつ、これからはわたしも若者たちに北極へ連れて行ってみたいな、という思いがあります。
また、もう1つチャレンジしたいのはこれまで2度挑戦している北極点の無補給単独徒歩。
これがすごく難しいんですね。これまで成功した人は1人しかいません。北極の環境が変わりつつあり、だからこそ成功者がなかなか出てこないんですが。
大きな宿題を忘れている気がするので、もう1回チャレンジしたいと思います。
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次回は質疑応答の様子をご紹介します!お楽しみに。