高い汗の処理機能とニオイ吸着性能を誇るPOLEWARDSのアンダーウェア

COLUMN ｜ 2022.10.04

汗冷えによる低体温症などを防ぐために、登山服ではインナー選びが非常に重要です。

快適な登山を楽しむためには吸汗速乾性に優れていて防臭効果のあるインナーが欠かせません。

吸汗速乾性や防臭性を備えたベースレイヤーは数多く存在していますが、ポールワーズのアンダーウェアはそれぞれの優れた性能を組み合わせて着用することで機能を補完することを目指しました。

汗を拡散して肌を快適に保つ「ドライコンフォートメッシュアンダー」。防臭対策が期待できる「デオアンダー」。

この2種類のアンダーウェア、それぞれどのような特徴があるのかご紹介しましょう。

1 「汗の処理機能」が優秀な「ドライコンフォートメッシュアンダー」

まずは快適な登山のために欠かせない機能を数多く備えたドライコンフォートメッシュアンダーをご紹介します。

インナーに求められる機能を幅広く網羅した、登山の頼れるパートナーです。

ドライコンフォートアンダーの最大の特徴は汗をウェアの外側に拡散するための「汗処理機能」を備えていることと言えるでしょう。

汗を吸わない素材のインナーを着用してしまうと、不快感はもちろん、低体温症に発展してしまう可能性もあります。改めてですが、登山ではインナー選びは極めて重要なポイントです。

ドライコンフォートメッシュアンダーでは軽くて水を吸わない性質の素材でもある「ポリプロピレン」を採用しました。

この素材の選択により汗をウェアの外へと排出し、上に着用するベースレイヤーなどに汗を吸い取らせることができます。

生地強度を高めるためにナイロンを、高いストレッチ性のためにポリウレタンをバランスよく混紡しました。

タイトな着用感ではありますが、非常に伸縮性が高いためにベースレイヤーの下に着用してもゴワつかず、快適。

体にしっかりとフィットすることで、汗を即座に吸い上げて外に排出してくれます。

一見してメッシュのように見える生地は実はメッシュ状の編地ではありません。面にエアホールを開けた「面構造」を採用しています。

肌との接触面積が大きい面構造は、ポリプロピレンのもつ汗処理能力を最大限に発揮することができます。

また、この厚みを持たせたエアホール加工が空気をしっかり溜め込み、夏季は涼しくベタつきを防止してくれます。対して冬期は保温効果とドライ感を保つ効果を発揮してくれます。

次にご紹介するのは高い防臭効果を発揮する「デオアンダー」。

登山はもちろんのこと、普段着としても通年活躍してくれる万能アンダーウェアです。

この消臭機能の秘密は、ソニーが独自の製造方法で開発した「トリポーラス」という素材。この素材、リチウムイオン電池の開発時に偶然生まれた素材だとも言われています。

トリポーラスは従来の活性炭のなんと約6倍のニオイ吸着効果が。

さらに抗菌、抗ウイルス機能もしっかり備えています。

登山中に汗をかいても、不快なニオイの原因物質を素早く吸着して消臭し、長時間消臭機能を持続してくれます。

消臭効果が高いことで広く知られる備長炭は、ニオイ成分を炭の細かな穴に吸着させることで消臭効果を発揮しています。

実はトリポーラスも同様の構造で作られているんです。さらにより成分を吸着する穴が大きく、吸着容量が多いので消臭効果も長続きします。

消臭の速度が速いということもトリポーラス素材の特徴と言えるでしょう。アンモニアの消臭実験では10分後の消臭率が89％、120分後には99%という結果に。

さらに洗濯する度にこの穴の中のニオイ成分が洗い流されるので、吸着容量がリセットされます。簡単に言えば消臭効果が復活するという仕組みなんです。

化学成分の中和反応で消臭する素材とは異なり、物理的な構造を利用した消臭作用なため、洗濯を繰り返しても半永久的に効果が持続することも特徴です。

基本的にアンダーウェアは外から見えるものではありません。そのためアンダーウェア選びをおろそかにしてしまっている方も少なくないかもしれません。

しかしアンダーウェアの質は登山活動にに大きな影響を与えます。

デオアンダーは日帰り登山はもちろん、着替えに限りがある長期縦走にも適しています。

ドライコンフォートメッシュアンダーは、登山に限らず水回りのアクティビティとも好相性。

山から海、日常までシーンを選ばず快適性を高めてくれる「コンフォートメッシュアンダー」と「デオアンダー」。ぜひ一度お試しください。