初詣は登山で!事前に把握しておきたいポイントやおすすめの山とは

COLUMN | 2023.01.05

新しい一年を、登山で始めたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

登山を趣味として楽しむ人が増えたことで、登山と共に初詣したいと考える人も増えています。

今回は、初詣登山の魅力やポイント、事前に押さえておきたい注意点を紹介します。初詣登山におすすめの山や神社も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

1 初詣登山の魅力

初詣登山ならではの魅力として挙げられるのは、初日の出を普段より近くで見られることです。

近所の神社や自宅から見える初日の出とは異なり、山の頂から拝む初日の出は絶景そのもの。「一年の始めに山を登り切った」という達成感も相まって、より日の出の美しさを感じられるのではないでしょうか。

登山は危険もあることから、安全に登り切ったということを「安全祈願」として捉えられるのも初詣登山の魅力です。

大晦日の夜から登り始めれば、一年の終わりを安全に締めくくりつつ、新しい一年の安全を祈願できます。また、初詣登山に適した山には神社が併設されていることも多いため、お参りも同時にできるのが魅力です。

山を登り切った達成感と共に、新しい一年の豊富やお祈りを胸に神社へお参りしましょう。

2 初詣登山におけるポイント

初詣登山も、通常の登山と同様事前の備えが大切です。登山に必要なアイテムの準備やタイムテーブルの策定など、登山中のリスクを回避するためにしっかり備えておきましょう。

初詣登山に特化したポイントをいくつか挙げるとすると、まずは「目的地までの移動手段」を考えましょう。山に向かうまでの交通機関の動きなど、年末年始でダイヤが変わっていることを想定しておく必要があります。

また、車で移動するのであれば当日の混雑状況の予想やインターチェンジの利用時間など、イレギュラーな事態に備えておくことも大切です。

登山当日、山頂までロープウェイで登れるのかどうかや、初詣登山におけるコース変更の有無なども確認しておきましょう。

3 初詣登山を計画するうえでの注意点

初詣登山を計画する際は「普段の登山とは違う」ということを前提にスケジュールを組んでください。注目度の高い山であれば混雑が予想されるので、時間に余裕を持っておくことが大切です。

登り切るまでの時間を逆算し、初日の出に間に合うような行程を組むと良いでしょう。登山当日は、ロープウェイやケーブルカーも混雑することが予想されます。

待ち時間を発生させたくないのであれば、できるだけ徒歩で登り切れるルートを設定すると良いでしょう。また、大晦日や初詣の際は、登山コースなどに制限がかかる可能性があります。

通常のルートとは違うコースが設定されていたり、通行が規制されていたりといった可能性があることをあらかじめ把握しておきましょう。場合によっては山頂まで登りきれないようにコースが設定されている場合もあるので、頂上まで登り切れる山を事前にピックアップしておくのがおすすめです。

4 初詣登山におすすめの・神社一覧

ここでは、初詣登山におすすめの山と神社を、それぞれの地域もあわせてまとめています。

4-1 初詣登山におすすめの山

初詣登山には、以下にあげる山がおすすめです。

  • 高尾山(東京)
  • 伊豆ヶ岳(埼玉)
  • 大山(丹沢)
  • 金剛山(大阪)
  • 筑波山(茨城)
  • 本宮山(愛知)
  • 身延山(山梨)
  • 七面山(山梨)
  • 高野山女人道(和歌山)

初詣登山におすすめの山は登山初心者でも登り切れるコースを設定している場合も多いので、ぜひこの機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。

4-2 初詣登山におすすめの神社

一年の始まりともいえる神社へのお参りを登山と一緒に済ませたい方は、以下にあげる神社がおすすめです。

  • ​​高尾山薬王院(東京)
  • 武蔵御岳神社(東京)
  • 金剛山葛木神社(大阪)
  • 宝登山神社(埼玉)
  • 三峯神社(埼玉)
  • 筑波山神社(茨城)
  • 赤城神社(群馬)

こちらの神社は登山の流れで参拝できるので、初詣登山にぴったりの神社といえるでしょう。

初詣登山を通じてこれまでにない新しい一年の始まりを

初詣登山では、ただのんびり過ごすだけの年明けとは一風変わった雰囲気を味わえます。

「山頂まで登り切った」という達成感を、大晦日から元旦にかけて味わえるのは初詣登山ならではの魅力です。

LINEで送る

一覧へ戻る