【関東近郊のおすすめスポットをご紹介】日帰り登山を楽しもう!

COLUMN | 2020.06.23

 

登山初心者の方が初めて山を登る場合、どの山から登ってよいか迷ってしまいますよね。

そんな時はまず、「日帰り登山」から始めてみてはいかがでしょうか。

文字通り1日で山頂から麓までを往復するのが日帰り登山。初心者の方はもちろん場所によっては普段から登山をする人でも十分楽しむことができるんです。

今回は日帰り登山の魅力や注意点、関東近郊のおすすめスポットまで詳しくご紹介していきます。

1 日帰り登山の魅力とは?

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日帰り登山は早朝から登山を始め、昼には山頂に到着、夕方になる前には麓に到着するというのが一般的。時間にするとおおよそ5〜6時間ほどかけて行うのが日帰り登山なんです。

宿泊する必要がない分、軽装備でも十分事足りる日帰り登山。初心者の方でもチャレンジしやすく、また普段から登山を嗜んでいる人が装備を持っていない仲間を誘いやすいのも魅力のひとつなんです。

ただ日没前までには登山の全工程を完了する必要があるため、かなり早い時間から自宅を出発する必要があります。また、登山できるコースは必然的に限られてしまい、非日常的な山の雰囲気を味わうには少し物足りなさを感じてしまう場合も。

つまり日帰り登山では初心者でも気軽始めることができ、休日が1日しかなくても登山を楽しめることができるんですね。

2 日帰り登山に必要な持ち物は?

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日帰り登山は軽装備でも十分楽しめるのが魅力のひとつ。

トレッキングシューズやミドルレイヤー、レインウェアや帽子などの基本の装備は必要ですが、あとは特別な持ち物は必要ありません。

他にベースレイヤーや靴下の替え、行動食や飲料水などあると安心するアイテムを含めてもそれほど荷物は多くなりませんよね。

持っていくバック(ザック)の容量は30ℓもあれば十分事足ります。

難易度にもよりますが日帰り登山の中にはスニーカーでも楽しめる山もいくつかあり、極論をいえば手ぶらでも行えるのが日帰り登山が人気がある由縁かもしれませんね。

3 あると安心な水分と行動食

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日帰り登山に行く時、どれくらいの食べ物や飲料水を持っていけばよいかとよく耳にします。

まず飲料水について。日帰りの登山とはいえ、思っているよりも汗によって体の水分は失われてしまうものです。

例えば体重が70kgの男性が4時間登山を行った場合、おおよそ1.4ℓの水分を汗で失ってしまうと言われています。もちろん自身の体重によって変動しますが、日帰り登山では500mℓのペットボトルを2〜3本持っていけば安心。

また、汗は水分と同時に塩分も体の外に出してしまうので水分補給は水よりもスポーツドリンクなどで行うのがおすすめです。

次に食べ物について。日帰りと案では山頂に着いてお昼を撮ることが多いため、事前に昼食をもって登山を始める人が大半と言われています。

また血糖値が下がり力が入らなくなってしまう前に、歩きながらでも食べられる”行動食”を用意しておくとよいかもしれません。例えば、ゼリー飲料やチョコレート、高カロリーなナッツ類などが行動食の定番アイテムなんです。

4 関東近郊の日帰り登山スポット

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関東近郊にある人気の日帰り登山ができる山をいくつか見ていきましょう。

4-1 高尾山

高尾山は東京都にある最も有名と言ってもよい日帰り登山スポット。

新宿から1時間もかからずに行けるアクセスのよさから、季節問わずたくさんの人が訪れています。

登山道はキレイに舗装されているためとても歩きやすい高尾山。トレッキングシューズやミドルレイヤーなど登山の準備をしっかりしていかないと、意外と足が疲労を感じ痛みを伴ってしまったり、山頂では寒さを感じてしまう場合もあるので注意が必要です。

4-2 御岳山

高尾山と同じく東京に位置し、パワースポットとしても人気の御岳山。

いくつか登山ルートがありますがケーブルカーを利用したルートの場合、所要時間が4時間程度に収まるため日帰り登山にはぴったりです。

山頂には武蔵御岳神社という社があるのがパワースポットとして人気がある由縁なんですね。

4-3 高水三山

青梅線「御嶽駅」からアクセスでき、山頂からは奥武蔵の山々が一望できる高水三山(たかみずさんさん)。

登山初心者の入門としてよく使用されるのほど、ルートによって適度な難易度が選べるのも嬉しいところです。

4-4 弘法山

神奈川秦野市に位置し、初心者にも優しい難易度が特徴の弘法山。

また、春には約2,000本の桜が狂い咲く姿はぜひ一度は見たい光景のひとつなんです。

4-5 筑波山

高尾山と並び観光近郊から行ける日帰り登山として有名なのが筑波山です。

茨城県にあり日本百名山のひとつとして数えらえる筑波山。数ある百名山の中で「最も標高が低い山」なんだとか。

足元が岩場の箇所があり、ケーブルカーを使用せずに登山しようとすると意外と難易度が高いので注意が必要。

まとめ

本日は日帰りと登山の魅力やいくつかの注意点についてご紹介してきました。

日帰り登山は文字通り、1日の中で登山ルートを往復すること。1日で全工程が終了することができますが、コースの短さや難易度など経験者の方には物足りなく感じてしまうも場合もあるかもしれません。

また”日帰り”と言えどそこは登山。事前に登山に必要な最低限の装備やアイテムは揃えておく必要があります。

もし興味が湧いた方はぜひ、本記事を参考に日帰り登山の計画を立ててみてはいかがでしょうか。

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