「EXフレックス」夏の登山に向いている高機能素材。

COLUMN | 2023.06.06

梅雨が明ければ、いよいよ本格的な登山シーズンが到来。登山をこれから始めようと考えている方も多いのではないでしょうか。

ただ、夏は日差しが強く、熱中症などのリスクも想定されます。また汗ばむため、どのような服装でチャレンジすべきかも悩ましい所。

登山をより快適に楽しむためにもウエア選びは必要不可欠です。

特に夏登山では、化学繊維素材の製品を選ぶことが推奨されています。しかし、なぜ化学繊維素材を選ぶべきなのか気になるところ。

そこで今回は登山に化学繊維素材のアイテムを選ぶべき理由から、POLEWARDSがリリースした登山にピッタリな高機能シャツついて触れていきます。

1 登山や暑い夏に向いていてる素材

衣類の素材には、さまざまな種類が存在しています。

そんな中でも化学繊維素材を使用した製品が、登山などのアウトドアシーンに推奨されています。

化学繊維は主原料が石油・人工的に作られる高分子からなり、合成繊維と再生繊維の2種類。

石油系を原料とする合成繊維の代表的な素材はポリエステルやナイロン。天然木材などから精製された再生繊維であればレーヨンやテンセルが有名です。

これらの化学繊維は冷感や速乾などの機能性を持たせられることがポイント。

登山で活用するシャツならば、ポリエステルを使用したアイテムがいいでしょう。なぜなら速乾性や汗処理能力、耐久性など登山に最適な機能を備えている素材だからです。

例えばコットンだった場合、汗などで濡れた際に乾きにくく汗冷えに繋がる可能性が高くなります。登山中は汗をかくだけではなく気温の変化も激しいので、季節や気候に合わせた体温調整が大切です。

2 ポリエステルの特徴

前項では登山用の化繊Tシャツの主要な素材は、ポリエステルが推奨されていることをお伝えしました。

では一体どのような特徴があるのでしょうか。

それは、水を吸いにくいことが最も大きな特徴です。つまり繊維が水分を含みにくいため、速乾性が期待できるということですね。また縮みや型崩れが起きにくくなることもポイントです。

しかしながら登山時に持参するTシャツの素材が、ポリエステル100%と表記されていればいいわけではありません。

実はポリエステルと言っても、種類が多く存在しているのです。

糸の太さや繊維の断面形状、また編み方によっても違った生地に仕上げることができます。さらに撥水や吸湿などの加工を施すこともできるので、さまざまな特徴を持った生地ができます。

化繊のTシャツを選ぶ際は、ポリエステルであることだけではなく、その作り方にも注目してみても面白いかもしれませんね。

3 ポールワーズが独自開発した「EXフレックス(エックスフレックス)」

3-1 EXフレックス(エックスフレックス)について

ポールワーズでは、独自開発した「EXフレックス(エックスフレックス)」を採用したプロダクトをご用意しました。

最大の特徴は、通常のポリエステル素材のような汗の乾きやすさに加え、優れたストレッチ性と耐久性があること。

EXフレックスの生地は、密度をぎゅっと詰めてポリエステル糸を編み上げます。これにより通常の生地よりも高い耐久性と伸縮性を実現することができます。

セーターをイメージしてみると分かりやすいでしょう。編み目が細かい場合は固く、伸びにくくなります。逆に編み目が緩いと生地は伸びやすくなりますよね。

しかし、ここで一点疑問が浮かび上がったのではないでしょうか。

先ほどEXフレックスの生地は、密度をぎゅっと詰めていると説明しました。この場合、セーターの編み方の例で言うと生地は固く、伸びびくくなるはずですよね。

しかし独自開発されたEXフレックスの生地は、編み目が細かいのにストレッチ性があるという、相反する機能を併せ持つことに成功しているんです。

3-2 さまざまなシーンで活躍してくれる一枚

EXフレックスを採用したプロダクトは、登山時における様々なシーンで活躍してくれます。

例えば登山中に枝や岩に衣類を引っ掛けてしまい、生地が破れてしまうなんてこともしばしば。EXフレックスの場合、生地の密度が濃いので引きつれへの強度が高いことが特徴です。

これは耐スナッグ性と呼ばれる機能で、岩や枝などに生地が擦れた際に、引っかかりにくい機能のことをいいます。

ちなみにですが、生地表面に特殊加工を施し引きつれを防ぐ方法もあります。ただこの場合、加工部分は経年劣化がしやすく製品自体の寿命を縮めてしまうんです。

その点EXフレックスは、独自開発により生地の編み方そのものに耐久性を持たせています。これにより、長く愛用できる一着に仕上がりました。

また伸縮性に優れていることもポイントの一つ。

EXフレックスは、糸自体が縮れている伸縮糸を採用しています。この糸により、まるでポリウレタンが入っているかのような伸びの良さを実現しました。

本来であれば、化繊生地にストレッチ性を持たせるには、ポリエステル糸をメインに柔軟性に優れるポリウレタン糸を混紡するのが一般的。

しかしデメリットとしては、水を吸いやすく経時劣化しやすいことが挙げられます。つまりEXフレックスにはポリウレタンが混ざっていないため、ポリエステルの長所を最大限発揮できるわけです。

4 種類は半袖と長袖をラインナップ

ポールワーズが独自開発したEXフレックスを採用したアイテムですが、ショートスリーブとロングスリーブの2種類をリリースしています。

ここでは、それぞれのサイズ感などの商品詳細を説明します。

4-1 EXフレックスショートTEE

これまで記載してきた特徴を搭載したEXフレックスショートTEE。

汗ばむ季節の登山にピッタリなベースレイヤーです。

脇下部分にはストレッチの効いたドットメッシュの生地を採用しているので、通気性と腕をあげた際の動きやすさを確保した一枚です。

サイズ 着丈 胸廻り 裾廻り 桁丈
S 67cm 100cm 100cm 41cm
M 69cm 104cm 104cm 42.5cm
L 71cm 108cm 108cm 44cm
XL 73cm 112cm 112cm 45.5cm

※弊社独自の採寸・計量方法によって計測を行なっております。多少の誤差が生じる場合がございますので、予めご了承ください。

  • 品名:EXフレックスショートTEE
  • 品番:PW2PJA04
  • カラー展開:オリーブ、ブラック、グレー
  • サイズ展開:S ,M ,L ,XL
  • 価格:¥6,930(税込)
  • マテリアル:ポリエステル100%
  • テクノロジー:EXFLEX

※掲載の価格・製品のパッケージ・デザイン・仕様について、予告なく変更することがございます。予めご了承ください。

4-2 EXフレックスロングTEE

EXフレックスシリーズのロングスリーブTシャツ。

ショートスリーブ同様に、登山にピッタリなベースレイヤーに仕上げました。カラーやサイズ展開は変わらずシンプルな作りではありますが、登山だけではなく普段着としても着用できる一枚です。

こちらのロングスリーブタイプは背面のメッシュテープがポイント。これにより、換気性を補ってくれる点と重たいバックパックを背負ったときに、ショルダーとの干渉を防いでくれます。

サイズ 着丈 胸廻り 裾廻り 桁丈
S 67cm 100cm 100cm 81cm
M 69cm 104cm 104cm 83.5cm
L 71cm 108cm 108cm 86cm
XL 73cm 112cm 112cm 88.5cm

※弊社独自の採寸・計量方法によって計測を行なっております。多少の誤差が生じる場合がございますので、予めご了承ください。

  • 品名:EXフレックスロングTEE
  • 品番:PW2PJB05
  • カラー展開:オリーブ、ブラック、グレー
  • サイズ展開:S ,M ,L ,XL
  • 価格:¥7,480(税込)
  • マテリアル:ポリエステル100%
  • テクノロジー:EXFLEX

※掲載の価格・製品のパッケージ・デザイン・仕様について、予告なく変更することがございます。予めご了承ください。

至高の着心地を実現する優れたテクノロジーを搭載した一枚

ポールワーズが独自開発したEXフレックス。

その特徴はさまざまで強度が高く、それでいて動きやすい。さらに汗の乾きが早く、暑い夏に嬉しい一枚です。

そんな高機能素材を採用したプロダクトをリリース。タイプはショートスリーブとロングスリーブの2種類。シンプルなデザインですが、ディティールにこだわった渾身の一枚です。登山はもちろんですが、タウンユースとしても活躍してくれるはず。

ストレッチ性と耐久力のバランスがいいアイテムを、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

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